その2
『もう一度見たい!軽井沢の草原・湿原』も発売中です。→
失われつつある軽井沢の自然について、昔の様子を年配の方々から
聞き取りするなどしてまとめた本です。

B6判/216ページ/カラー写真約80点収蔵/定価1,200円。

●ご購入をご希望の方は、メールでお申し込みください。
この本の製作費の一部は、(財)日本自然保護協会のプロ・ナトゥラファンドにより助成されました。

『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』が紹介されました!

鷲谷いづみ著『サクラソウの目 繁殖と保全の生態学 第2版』P.170
 「今でも比較的大きなサクラソウの個体群が残されている長野県軽井沢町では、2000年に結成された「サクラソウ会議」というNGOが、サクラソウ自生地の自然再生をはじめとするさまざまな取り組みを進めている。(中略)『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』という書籍を出版した。人々が軽井沢の野草に関する思い出を綴ることで、急速に衰えつつある野草を守るよすがにしようというものである。」
 
『自然再生のための生物多様性モニタリング』東京大学出版会/2007年/P.44
 植物と人間の関係性に焦点を当てたモニタリングの成果ともいえる出版物、『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』を出版した。それを読むと、鳥取でサクラソウの探索活動を続けている市民とも共通する、数十年間で急激に失われた懐かしい自然への熱い思いが伝わってくる。中には、80年前からの植物との思い出を綴った文章も含まれており、胸を打つ。このような相違に満ちた市民の保全・再生活動は、独自のモニタリングに支えられて各地に着実に発展しつつあるようだ。」 

目次

地域における自然の役割―自然・人間関係の歴史を見ながら( 内山 節/サクラソウの原産地?軽井沢(本城正憲)/軽井沢の野生動物ー外来種問題ー(福江佑子)/春植物のヒミツ中村千賀)/火入れによって草原生態系を保全する(津田 智)/軽井沢で救えなかった鳥、救いたい鳥/夜明け前の南軽井沢で、オオジシギの急降下音を聞こう!/湯川ふるさと公園にコムクドリの巣箱をかけよう石塚 徹)/浅間山の火山活動と山麓に生きた人々(堤 隆)/ 軽井沢・扇平の湿地植生の重要性 ―生態系はなぜ大切か−(島野光司)

『講演記録集』第1集(自然・生態)が発行れました。→
●ご希望の方に製作原価600円でお分けします。
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軽井沢サクラソウ会議の本、
販売中です!

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その3
リスに関する調査協力のお願い
町内でニホンリスが激減しています。軽井沢サクラソウ会議では、継続してリスに関する情報を集めています。地点ごとに3色に分けての状況把握を試みています。
  「赤」=リスを見掛けることがなくなった地点、
  「黄」=時々は見掛ける地点、
  「青」=たくさんいる地点、
以上の項目で聞き取り調査を続けています。情報をお持ちの方、ご協力頂ける方はサクラソウ会議までご連絡下さい。

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その1